たりないあたまでかんがえる

たりないあたまでかんがえてみた。車輪の再発明。

2019-01-01から1年間の記事一覧

良いこと

寮の周りを深夜友人と散歩していたら、身なりのそこそこ整った老人に声をかけられた。老婆は府中の伊勢丹までの道を聞いた。瘋癲の輩、2人にである。朝四時のことだ。当然不審だ。不審な姿をしている不逞の輩に声をかけざるを得ない老婆に対して、不審の念を…

ある街の横顔に浮かぶ人工島⑴

地元は古くからの漁師町だ。年中磯臭い風が吹く。実家は海まで徒歩5分ほど。小学校の通学路では、海のほど近くを歩いていた。潮風に巻かれ、赤潮の匂いに顔をしかめながら、海を身近に生きていた。 その海に人工島が作られたのは、思春期が始まったくらいの…

明けまして

あけましておめでとうございました。年初めに目標とか去年の振り返りを書こうかと思いつつも、何を書くべきかよくわかりません。だから、去年のことを書こうと思います。 去年の思い出は楽しいことも悲しいことも、なんとも言えないことも、誰かと分かち合い…